あるぶん回し歩行で悩む方がSNSに自身のリハビリの様子を投稿していました。何度もされる投稿を見て、その熱心さと悩みに、その方個人へ向けて急遽動画を作ってみました。
下記説明と動画とそして自身の歩行の様子を鏡、できたら動画撮影をして良く見てください。
マヒになった皆さんの多くが、ぶん回している麻痺側の足を何とかしようと思われるようだけど、一度自分の歩行の様子をよく見てください。”ぶん回している足”は麻痺側の足?
「ぶん回している足」と「ぶん回されている足」があることに気がつきませんか?
・・・ぶん回されているのが麻痺側で、ぶん回しているのは健側の足なんですよ。
左麻痺の方の場合で言えば、右足(健側足)が左足(麻痺側足)をぶん回しているのだけど・・・
右側の足が着地し支持している時、左側の足を持ち上げている。右側股関節が骨盤の左側を上げるように内股が開いているのが判るでしょうか?右股関節の使い方が、サッカーでボレーキックや回し蹴りをする場合と同じような使い方になっている。
健常な時は、右足が着地して左足が浮いてくるとき、ボレーキックのように左側の骨盤は上げない。右足に重心、体重をかける時、胴体は左右の中心に残し骨盤は右に移動。
この状態を作るには、内又を開くのでなく閉じる。骨盤左側は平行あるいは少し下がるようになる。
骨盤が下がった分左足が伸びた状態ではいられなくなり、膝が曲がる。右足に重心が安定して預けていれば右足の力を抜けば膝は曲がり易い。この曲げをつくれなくて、そもそも麻痺足はぶん回しになった。
右足に体を乗せた片足状態で、左足を前に上げずに滑らせる練習が良いですよと、前の投稿でお伝えしましたが、その時右側の股関節や骨盤の使い方が前提になります。
たぶん~すると膝が曲がる、~なるというところ、いくつも難しいところあるかと思います。簡単にできないことばかりかと、すみません。できないところ他あれば質問くだい。上記までを行い、動画を撮って見せていただければ、また必要なことコメントしようと考えています。
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